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MCMD2 : mcal : nrand 正規乱数

4.71 nrand 正規乱数

指定された平均値と標準偏差による正規乱数を発生させる。

同じ乱数の種を指定すれば、同じ乱数系列となる。 指定可能な乱数の種の範囲は-2147483648〜2147483647である。 乱数の種を省略すると、 時刻(1/1000秒単位)に応じた異なる乱数の種が利用される。

乱数の生成にはメルセンヌ・ツイスター法を利用している (原作者のページ , boostライブラリ)。

利用例

例1: 基本例

平均0標準偏差1(標準正規分布)に基づく乱数を成する。 また、乱数の種は10に設定している。

$ more dat1.csv
id
1
2
3
4
$ mcal c='nrand(0,1,10)' a=rsl i=dat1.csv o=rsl1.csv
#END# kgcal a=rsl c=nrand(0,1,10) i=dat1.csv o=rsl1.csv
$ more rsl1.csv
id,rsl
1,0.1125259159
2,-0.8349559194
3,1.158317265
4,0.1518928088
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