書式1: regexpos(
,正規表現)
書式2: regexposw(
,正規表現)
指定した正規表現が最長マッチする文字列
の部分文字列の開始位置を返す。 文字列の先頭位置は0であることに注意する。またマッチしなければNULL値を返す。
もしくは正規表現にマルチバイト文字を含む場合はregexposw関数を使うこと。
正規表現c.*aに最も長くマッチする部分文字列の位置を得る。 先頭文字の位置は0であることに注意する。 マッチした部分文字列についてはregexstrと同じ入力データを使っているので、比較すると分かりやすい。
$ more dat1.csv
id,str
1,xcbbbayy
2,xxcbaay
3,
4,bacabbca
$ mcal c='regexpos($s{str},"c.*a")' a=rsl i=dat1.csv o=rsl1.csv
#END# kgcal a=rsl c=regexpos($s{str},"c.*a") i=dat1.csv o=rsl1.csv
$ more rsl1.csv
id,str,rsl
1,xcbbbayy,1
2,xxcbaay,2
3,,
4,bacabbca,2
正規表現"い.*あ"に最も長くマッチする部分文字列の長さを得る。 ただし、以下ではマルチバイト文字対応でないregexpos関数を使っているので、 文字数ではなくバイト数でカウントした場合の位置を返している。
$ more dat2.csv
id,str
1,漢漢あbbbいyy
2,漢あbいいy
3,
4,bあいあbbいあ
$ mcal c='regexpos($s{str},"あ.*い")' a=rsl i=dat2.csv o=rsl2.csv
#END# kgcal a=rsl c=regexpos($s{str},"あ.*い") i=dat2.csv o=rsl2.csv
$ more rsl2.csv
id,str,rsl
1,漢漢あbbbいyy,6
2,漢あbいいy,3
3,,
4,bあいあbbいあ,1
正規表現"い.*あ"に最も長くマッチする部分文字列の長さを得る。 regexposw関数を使うと、正しくマルチバイト文字を扱ってくれる。
$ mcal c='regexposw($s{str},"あ.*い")' a=rsl i=dat2.csv o=rsl3.csv
#END# kgcal a=rsl c=regexposw($s{str},"あ.*い") i=dat2.csv o=rsl3.csv
$ more rsl3.csv
id,str,rsl
1,漢漢あbbbいyy,2
2,漢あbいいy,1
3,,
4,bあいあbbいあ,1