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RubyM : モジュールメソッド : meach 簡単な並列処理の実行メソッド

3.1 meach 簡単な並列処理の実行メソッド

排他制御を伴わない簡単な並列処理を実行するArrayクラスのメソッド。 複数のプロセスを非同期に起動するだけの簡単な実装である。

3.1.1 書式

1) Array::meach(mpcount){|value| block}
2) Array::meach(mpcount){|value,count| block}

配列の要素をブロックパラメータvalueとして、blockで与えられたコードを並列に実行する。 ブロックパラメータとしてcountを与えれば、実行中の配列要素番号(0から始まる整数)がセットされる。

mpcount 並列で実行するプロセス数。

3.1.2 利用例

例1 項目名の出力と行番号・値の出力

# 10から6までの5つの要素(整数)について、2つのプロセスで並列処理する。
# 処理内容は、要素の値と配列の要素番号を表示するだけの簡単なものである。
> [10,9,8,7,6].meach(2){|value,count|
>   puts "#{value},#{count}"
> }
10,0
9,1
8,2
7,3
6,4

3.1.3 関連コマンド

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