berrand ベルヌーイ乱数 ------------------------------ * 書式1: berrand(確率,[乱数の種]) ベルヌーイ分布 :math:`f(x)=p^x(1-p)^{1-x} x=0,1` について、指定された確率 :math:`p` における :math:`x` の乱数を生成する。 本関数では、 :math:`x=0` をfalse、 :math:`x=1` をtrueとした論理型として値を返す。 また確率 :math:`p` は定数としてのみ指定可能で、項目名を指定することはできない。 同じ乱数の種を指定すれば、同じ乱数系列となる。 指定可能な乱数の種の範囲は-2147483648〜2147483647である。 乱数の種を省略すると、 時刻(1/1000秒単位)に応じた異なる乱数の種が利用される。 乱数の生成にはメルセンヌ・ツイスター法を利用している (\href{http://www.math.sci.hiroshima-u.ac.jp/~m-mat/MT/emt.html}{原作者のページ} , \href{http://www.boost.org/doc/libs/1_54_0/doc/html/boost_random.html}{boostライブラリ})。 利用例 '''''''''''' **importと入力データ(CSV)の準備** .. code-block:: python :linenos: import nysol.mcmd as nm with open('dat1.csv','w') as f: f.write( '''id 1 2 3 4 ''') **基本例** 確率$p=0.2$のベルヌーイ乱数を生成する。 乱数の種を指定しているので、何度実行しても同じ乱数系列が生成される。 .. code-block:: python :linenos: nm.mcal(c='berrand(0.2,111)', a='rand', i="dat1.csv", o="rsl1.csv").run() ### rsl1.csv の内容 # id,rand # 1,0 # 2,1 # 3,1 # 4,0 **0,1の整数乱数** 0と1の2種類の整数乱数を生成する。 乱数の種を指定していないので、実行の度に異なる乱数系列が生成される。 .. code-block:: python :linenos: nm.mcal(c='randi(0,1)', a='rsl', i="dat1.csv", o="rsl2.csv").run() ### rsl2.csv の内容 # id,rsl # 1,1 # 2,1 # 3,0 # 4,0