-qオプションを使用すると、k=パラメータで指定した項目の自動並べ替えが無効化される。 Table 1.1でs=パラメータが必須とされたコマンドでs=パラメータを 省略できるようにもなるため、各コマンドはVer. 1.0と同等の動作をする。 よって、Ver. 1.0で使用していたスクリプトについては、k=パラメータが指定された全コマンドに -qオプションを付加することでVer. 2.0でも同等の結果が得られる (ただしmpaddingコマンドについては、type=パラメータが なくなっているので、f=パラメータでの指定に変更する必要がある)。
Ver. 2.0環境で実行すると、maccumコマンドにs=パラメータがないというエラーが出る。
msortf i=customer.csv f=custID,date | maccum k=custID f=amount o=accum.csv
#ERROR# parameter s= is mandatory without -q (kgaccum); kgaccum f=amount i=test.csv k=custID
maccumコマンドはs=パラメータが必須となったが、 -qオプションを追加することでVer. 1.0と同等の使い方ができる。
msortf i=customer.csv f=custID,date | maccum -q k=custID f=amount o=accum.csv