書式: (最小値, 最大値[, 乱数の種])
最小値〜最大値の範囲で整数乱数を生成する。 単独で利用するとその結果はmrandコマンドを-intオプションを指定して実行した結果に等しい。
同じ乱数の種を指定すれば、同じ乱数系列となる。 指定可能な乱数の種の範囲は-2147483648〜2147483647である。 乱数の種を省略すると、 時刻(1/1000秒単位)に応じた異なる乱数の種が利用される。
乱数の生成にはメルセンヌ・ツイスター法を利用している (原作者のページ , boostライブラリ)。
100から999(3桁整数900種類)の整数乱数を生成する。 乱数の種を指定しているので、何度実行しても同じ乱数系列が生成される。
$ more dat1.csv id 1 2 3 4 $ mcal c='randi(100,999,1)' a=rsl i=dat1.csv o=rsl1.csv #END# kgcal a=rsl c=randi(100,999,1) i=dat1.csv o=rsl1.csv $ more rsl1.csv id,rsl 1,475 2,997 3,748 4,939
0と1の2種類の整数乱数を生成する。 乱数の種を指定していないので、実行の度に異なる乱数系列が生成される。
$ mcal c='randi(0,1)' a=rsl i=dat1.csv o=rsl2.csv #END# kgcal a=rsl c=randi(0,1) i=dat1.csv o=rsl2.csv $ more rsl2.csv id,rsl 1,0 2,0 3,0 4,1