3.16 csvout : CSVファイル出力

書式

$obj$.csvout($fileName$) $\rightarrow $ $self$

  $fileName$ : string

説明

ZDDオブジェクト$obj$の内容を$fileName$で指定したファイルにCSV形式で出力する。 重みとアイテム集合の2項目が出力される。 アイテム集合は、アイテムをスペースで区切ることで出力される。 ただし、空のアイテム集合(重みだけの項)は、重みだけ出力され、 CSVの第2項はnull出力となる。 また、nullのZDDオブジェクト(重み0の空のアイテム集合)を出力すると0バイトファイルとなる。

項目名は出力されない。 返り値はself(自分自身)。

例1: 基本例

> require 'zdd'
> a=ZDD::itemset("a")
> b=ZDD::itemset("b")
> c=ZDD::itemset("c")
> d=ZDD::itemset("d")
> x=b*a*d + 5*b*c + 3*d + 4
> x.show
 a b d + 5 b c + 3 d + 4
> x.csvout("output.csv")
# output.csvの内容は以下の通り。
# 重み4の空のアイテム集合はnullが出力される。
# 1,a b d
# 5,b c
# 3,d
# 4,

# nullのZDDオブジェクト(重み0の空のアイテム集合)は0バイトファイルとなる。
> y=ZDD::constant(0)
> y.csvout("null.csv")

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hashout : Hash変換