3.26 hashout : Hash出力

書式

$obj$.hashout $\rightarrow $ $hash$

説明

$zdd$の内容をrubyのHashオブジェクト$hash$に変換し、そのオブジェクトを返す。 ハッシュキーはアイテム集合、対応する値は重み。 ただし、出力できるアイテム集合数には上限があり、 4,096,000アイテム集合を超えると、そこで強制的に出力を停止する。 途中で停止したかどうかは、partlyメソッドを使うことで確認できる。

例1: 基本例

> require 'zdd'
> a=ZDD::itemset("a")
> b=ZDD::itemset("b")
> c=ZDD::itemset("c")
> d=ZDD::itemset("d")
> f=a*b + 2*b*c + 3*d + 4
> h=f.hashout
> p h
{"a b"=>1, "b c"=>2, "d"=>3, ""=>4}

関連

partly : 部分Hash出力フラグ

to_a : アイテム集合配列への変換

csvout : CSVファイル出力

export : ZDDのシリアライズ出力