MCMD2 : コマンドリファレンス : mfldname 項目名の変更

3.22 mfldname 項目名の変更

f=で指定した項目名を変更する。又、n=で項目名を新規設定する。

書式

mfldname f=|n= [-nfni] [i=] [o=] [-assert_diffSize] [-nfn] [-nfno] [-x] [-q] [tmpPath=] [--help] [--helpl] [--version]

パラメータ

`f=`	ここで指定された項目名のみを変更する。(現項目名:新項目名)
	指定していない項目名は変更せずに元の項目名が出力される。
`n=`	ここで指定された項目名が新たに採用される。
	データ項目数と同じ数の項目名を指定する必要がある。
`-nfni`	入力データの１行目を項目名行とみなさない。このオプションが指定された場合は`f=`は利用できない。

利用例

例1: 基本例

項目名の「顧客」を「cust」に、「10月」を「Oct.」に変更する。

$ more dat1.csv
顧客,itemID,10月
a,xx,11
b,yy,122
c,zz,
$ mfldname f=顧客:cust,10月:Oct. i=dat1.csv o=rsl1.csv
#END# kgfldname f=顧客:cust,10月:Oct. i=dat1.csv o=rsl1.csv
$ more rsl1.csv
cust,itemID,Oct.
a,xx,11
b,yy,122
c,zz,

例2: 項目名変更

項目名をx,y,zに変更する。

$ mfldname n=x,y,z i=dat1.csv o=rsl2.csv
#END# kgfldname i=dat1.csv n=x,y,z o=rsl2.csv
$ more rsl2.csv
x,y,z
a,xx,11
b,yy,122
c,zz,

例3: 項目名行がないデータ

$ more dat2.csv
a,xx,11
b,yy,122
c,zz,
$ mfldname -nfni n=x,y,z i=dat2.csv o=rsl3.csv
#END# kgfldname -nfni i=dat2.csv n=x,y,z o=rsl3.csv
$ more rsl3.csv
x,y,z
a,xx,11
b,yy,122
c,zz,

関連コマンド

mcut : mfldnameと同じことができるが、一部の項目名を変更するには少し面倒。またmfldnameの方が少しだけ高速。