MCMD2 : コマンドリファレンス : mduprec レコードの複写

3.21 mduprec レコードの複写

各レコードを複写する。複写する行数はn=で固定値を与えるか、もしくはf=で指定した項目の値により与える。

書式

mduprec f=|n= [i=] [o=] [-assert_diffSize] [-assert_nullin] [-nfn] [-nfno] [-x] [-q] [tmpPath=] [--help] [--helpl] [--version]

パラメータ

`f=`	複写行数をもつ項目名
	ここで指定した項目の値の数分、その行を複写する。
`n=`	複写行数の指定
	ここで指定した値の数分、行を複写する。

利用例

例1: 基本例

「数量」項目の値の数分、データを複写し複数行のデータを生成する。対象項目がNULL値の場合は複写しない。

$ more dat1.csv
store,val
A,2
B,
C,5
$ mduprec f=val i=dat1.csv o=rsl1.csv
#END# kgduprec f=val i=dat1.csv o=rsl1.csv
$ more rsl1.csv
store,val
A,2
A,2
C,5
C,5
C,5
C,5
C,5

例2: 複写行数の指定

データを2行づつ複写した(n=2)データを生成する。

$ mduprec n=2 i=dat1.csv o=rsl2.csv
#END# kgduprec i=dat1.csv n=2 o=rsl2.csv
$ more rsl2.csv
store,val
A,2
A,2
B,
B,
C,5
C,5

関連コマンド

mcount : mduprecと逆の動きをする。

mwindow : 一定数のレコードをずらしながら複写する。