f=パラメータで指定した項目の平均値を計算する。 (注)k=とf=パラメータで指定した項目以外については、どの行が出力されるか>は不定であることに注意してください。
mavg f= [k=] [-n] [i=] [o=] [-assert_diffSize] [-assert_nullkey] [-assert_nullin] [-assert_nullout] [-nfn] [-nfno] [-x] [-q] [tmpPath=] [precision=] [--help] [--helpl] [--version]
f= |
ここで指定した項目(複数項目指定可)の値が集計される。 |
:(コロン)で新項目名を指定可能。例)f=数量:数量平均 |
|
k= |
集計の単位となる項目(複数項目指定可)名リストを指定する。 |
-n |
NULL値が1つでも含まれていると結果もNULL値とする。 |
「顧客」項目を単位に「数量」と「金額」項目の平均値を計算し、「数量平均」と「金額平均」という項目名で出力する。
$ more dat1.csv 顧客,数量,金額 A,1,5 A,2,20 B,1,15 B,,10 B,5,20 $ mavg k=顧客 f=数量:数量平均,金額:金額平均 i=dat1.csv o=rsl1.csv #END# kgavg f=数量:数量平均,金額:金額平均 i=dat1.csv k=顧客 o=rsl1.csv $ more rsl1.csv 顧客%0,数量平均,金額平均 A,1.5,12.5 B,3,15
「顧客」項目を単位に「数量」と「金額」項目の平均値を計算し、「数量平均」と「金額平均」という項目名で出力する。 -nオプションを指定することで、NULL値が含まれている場合は、結果もNULL値として出力する。
$ mavg k=顧客 f=数量:数量平均,金額:金額平均 -n i=dat1.csv o=rsl2.csv #END# kgavg -n f=数量:数量平均,金額:金額平均 i=dat1.csv k=顧客 o=rsl2.csv $ more rsl2.csv 顧客%0,数量平均,金額平均 A,1.5,12.5 B,,15
「数量」と「金額」項目の平均値を計算し、「数量平均」と「金額平均」という項目名で出力する。
$ mavg f=数量:数量平均,金額:金額平均 i=dat1.csv o=rsl3.csv #END# kgavg f=数量:数量平均,金額:金額平均 i=dat1.csv o=rsl3.csv $ more rsl3.csv 顧客,数量平均,金額平均 B,2.25,14
mhashavg : 集計キーを事前に並べ替えなくても計算できる。
msum : 合計バージョン。
mstats : その他の多様な統計量を求めるのであればこれ。