8.67. rand 一様乱数

  • 書式1: rand([乱数の種])

0.0〜1.0の範囲で一様乱数を生成する。 単独で利用するとその結果はmrandを int オプションなしで実行した結果に等しい。 同じ乱数の種を指定すれば、同じ乱数系列となる。 指定可能な乱数の種の範囲は-2147483648〜2147483647である。 乱数の種を省略すると、 時刻(ミリ(1/1000秒単位)に応じた異なる乱数の種が利用される。 乱数の生成にはメルセンヌ・ツイスター法を利用している

利用例

importと入力データ(CSV)の準備

 1import nysol.mcmd as nm
 2
 3with open('dat1.csv','w') as f:
 4  f.write(
 5'''id
 61
 72
 83
 94
10''')

基本例

0.0から1.0の一様乱数を生成する。 乱数の種を指定しているので、何度実行しても同じ乱数系列が生成される。

1nm.mcal(c='rand(1)', a='rsl', i="dat1.csv", o="rsl1.csv").run()
2### rsl1.csv の内容

乱数の種未指定

乱数の種を指定していないので、実行の度に異なる乱数系列が生成される。

1nm.mcal(c='rand()', a='rsl', i="dat1.csv", o="rsl2.csv").run()
2### rsl2.csv の内容