8.76. regexstr マッチ文字列

  • 書式1: regexstr(str,正規表現)

  • 書式2: regexstrw(str,正規表現)

指定した正規表現が最長マッチする文字列 \(str\) の部分文字列を返す。 \(str\) もしくは正規表現にマルチバイト文字を含み、 Shift_JISなど文字の出現順によっては意に沿わない検索結果となる場合はregexstrw関数を使うこと。

利用例

importと入力データ(CSV)の準備

 1import nysol.mcmd as nm
 2
 3with open('dat1.csv','w') as f:
 4  f.write(
 5'''id,str
 61,xcbbbayy
 72,xxcbaay
 83,
 94,bacabbca
10''')

基本例

正規表現 c.*a に最も長くマッチする部分文字列を得る。 id=2 では、 cba もしくは cbaa いずれの部分文字列にもマッチしたと考えることができるが、 本関数では、より長くマッチした文字列を返す。

1nm.mcal(c='regexstr($s{str},"c.*a")', a='rsl', i="dat1.csv", o="rsl1.csv").run()
2### rsl1.csv の内容
3# id,str,rsl
4# 1,xcbbbayy,cbbba
5# 2,xxcbaay,cbaa
6# 3,,
7# 4,bacabbca,cabbca