5.12. mcount 行数カウント

行数をカウントし、 a= パラメータで指定した項目名で出力する。 k= を指定すると、集計キー毎の件数をカウントし、 k= を指定しなければ、全行数がカウントされる。

パラメータ

i= : 型=str , 任意(default=標準入力)

入力データを指定する。

o= : 型=str , 任意(default=標準出力)

出力データを指定する。

a= : 型=str , 必須

新たに追加される項目の名前を指定する。

nfn オプション使用時は、必須ではない。

k= : 型=str , 任意(default=キーブレイク処理しない)

キー項目名リスト(複数項目指定可)

カウントの単位となる項目名リスト。

共通パラメータ

i= , o= , assert_diffSize= , assert_nullkey= , nfn= , nfno= , x= , q= , tmppath= , precision=

利用例

importと入力データ(CSV)の準備

import nysol.mcmd as nm

with open('dat1.csv','w') as f:
  f.write(
'''date
20090109
20090109
20090110
20090109
20090110
''')

基本例

date 項目を単位に行数をカウントし、 count という項目名で出力する。

nm.mcount(k="date", a="count", i="dat1.csv", o="rsl1.csv").run()
### rsl1.csv の内容
# date%0,count
# 20090109,3
# 20090110,2

集計キーなし

集計キーを指定しなければ全体の行数をカウントする。

nm.mcount(a="count", i="dat1.csv", o="rsl2.csv").run()
### rsl2.csv の内容
# date,count
# 20090110,5

関連メソッド

• mstats 一変数の統計量算出 : c=count を指定することで、NULL値でないデータ件数をカウントできる。