5.57. msum 項目値の合計

k= パラメータで指定した項目の値が同じ行について、 f= パラメータで指定した集計項目の項目値を合計する。(注) k=とf=パラメータで指定した項目以外については、どの行が出力されるかは不定であることに注意してください。

パラメータ

i= : 型=str , 任意(default=標準入力)

入力データを指定する。

o= : 型=str , 任意(default=標準出力)

出力データを指定する。

k= : 型=str , 任意(default=キーブレイク処理しない)

集計の単位となる項目名リスト(複数項目指定可)を指定する。

f= : 型=str , 必須

ここで指定された項目(複数項目指定可)の値が集計される。NULL値は無視される。

n= : 型=bool , 任意(default=False)

f= で指定した項目にNULL値が入っていると計算結果もNULLとする。

利用例

importと入力データ(CSV)の準備

 1import nysol.mcmd as nm
 2
 3with open('dat1.csv','w') as f:
 4  f.write(
 5'''customer,quantity,amount
 6A,1,10
 7B,1,15
 8A,2,20
 9B,3,10
10B,1,20
11''')

基本例

customer 項目を単位に quantityamount 項目の合計値を計算し、 qttTotalamtTotal という項目名で出力する。

1nm.msum(k="customer", f="quantity:qttTotal,amount:amtTotal", i="dat1.csv", o="rsl1.csv").run()
2### rsl1.csv の内容
3# customer%0,qttTotal,amtTotal
4# A,3,30
5# B,5,45

関連メソッド